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P151108katei-1UPF・平和大使協議会なども参加する真の家庭国民運動の全国大会が11月8日、東京都千代田区で開催され、政界、学界、宗教界、教育界など各界の有識者ら約900人が参加しました。

結婚と家庭の価値を守り、家庭を基盤とした日本創生実現を目指して結成された「真の家庭国民運動推進全国会議(以下、全国会議)」は、当会など、家庭再生運動を展開する団体・組織の連合体として2014年4月に結成され、同年6月に福井県を皮切りに、今年10月までに47都道府県のすべてで県会議が結成されました。全国会議では、今年「深めよう家族のキズナ、広げよう家族のチカラ」をテーマに、全国で「WE WILL STAND ! ファミリープロジェクト2015」を推進。8月から10月15日の期間には、「ファミリーファーストキャンペーン」と銘打って、全国でファミリー・クリーアップ活動、ファミリー・パレード、キラリ!ファミリー賞コンクールなどを展開してきました。UPF・平和大使協議会が6月から10月まで、全国9カ都市で開催したILC-Japan2015(日本国際指導者会議)も、「WE WILL STAND! ファミリープロジェクト2015」の一環として行われたものです。

この日の全国大会は、全国会議ならびに各県会議の役員などが集い、これまでの活動成果を共有し、運動のさらなる発展を期して開催されました。

P151108katei-2最初に、鈴木博雄・大会実行委員長(筑波大学名誉教授=写真右)が主催者挨拶し、「日本は歴史上、幾多の危機に直面してきたが、それを乗り越えることができたのは伝統的な家庭によるものだ。しかし昨今、個人主義が蔓延し、家庭そのものの弱体化とともに、様々な問題が頻発している。今こそ、全国で志を同じくする者たちと力を合わせ、この国民運動の推進を通し、家庭を再建し、国家再生のために力を尽くしていこう」と述べました。

P151108katei-3続いて、来賓を代表して挨拶した国会議員は「私は若き時代に、先輩国会議員から『本当の幸せは家庭の中にある』と教えられた。温かい家庭が地域愛・国家愛に繋がり、その土台の上に世界平和がもたらされる。この大会を通し、家庭を強化する国民運動が飛躍的に発展することを祈念する」と参加者を激励しました。その後、大会副実行委員長の徳野英治・全国会議会長(UPF日本会長=写真左)が同会議発足の経緯と活動報告を行った後、「救国救世運動として、力強く推進していきたい」と決意を表しました。

P151108katei-4そして、NPO法人全国家庭教育支援センター理事長の山本チヨヱ氏(=写真右)が記念講演しました。山本氏は塾を経営しながら、50年以上にわたって、「親が変われば子供が変わる」をモットーに家庭教育支援を行ってきたスペシャリスト。山本氏は、急激に進む少子化傾向の一方で、青少年の傷害事件や殺人事件が増加している現状に触れ、それとともに19歳以下の青年の自殺者が547人(2013年:「自殺の状況」警察庁調査)に上っているなどのデータを示しながら、青少年を取り巻く事態の深刻さを説明しました。

その上で山本氏は、事件を起こしたり、自死する子供たちの中に①心の居場所がない②自尊心がない③人生の目標がない④他者から必要とされていない――という共通する4つの原因があると言及し、この4つの「ない」が揃ったとき、子供たちは非行や自殺に走るようになると指摘しました。こうした事態を防ぐために、家庭教育の中で①母性(母親の愛情)を十分に与え、心の居場所を作る②自信を持たせる③目標を持たせる④存在意識を感じさせる――ことが必要と訴えかけました。

山本氏はまた、夫婦関係の重要性を強調するとともに、女性が育児の中心であるべきとの考えを示し、「もちろん男性のサポートも必要だが、子育てを負担と考えるのではなく、女性に与えられた『特権』と捉え、楽しむ心でしっかりと育児に励んでほしい。そうすることで親として成長することができる」と子育て世代の女性たちにエールを送りました。

最後に山本氏は、こうした家庭教育を継続することを通して、子供の心は健全に育まれ、家庭の絆を強めていくことができると語り、話を結びました。

その後、「ファミリーファーストキャンペーン」の一環として行われた「キラリ!ファミリー賞」の表彰が行われ、ファミリー・エピソード部門とファミリー・ボランティア部門で受賞した各3組に対し、大会副実行委員長の林正寿・早稲田大学名誉教授などから記念盾と副賞の賞金が手渡されました。

P151108katei-5最後に、大会副実行委員長の川上与志夫・帝塚山学院大学名誉教授によって、結婚の神聖な価値の普及と平和で円満な「真の家庭づくり」に向け、決意を込めた宣言文である「東京宣言」が読み上げられました。その後、宣言文を記したパネルに大会役員らが署名(=写真左)し、盛会のうちに幕を閉じました。

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