UPFオーストラリアでセミナー開催

オーストラリアのメルボルンで2月23日、さまざまな課題に直面する家族の再生について考えるセミナーが行われ、平和大使、専門家、有識者などが参加しました。

同セミナーは家族が直面する課題とその克服をテーマに、UPFオーストラリアが今年開催を予定している4回のセミナーの初回を飾るもの。今回はカフェ・ケア(※)の創設者で、モナシュ市の市議会議員を務めたこともあるビル・ポンティキス氏が「家族の癒やしについての私の経験」と題して自身の活動について語りました。ポンティキス氏は約20年にわたり、薬物やアルコール乱用、家庭内暴力、若者のうつ病の問題について、カフェ・ケアの運営や専門家との連携を通じ取り組んでいます。

ポンティキス氏は、自ら12歳からドラッグ常用者になってしまったベネッサさんを招いて対談(=写真上)。ベネッサさんはドラッグ中毒に陥り、売春に身を投じてしまった経験を語りながら、そこに至るまでに両親からの十分な愛を受けられなかったことからくる自己肯定感の欠如が原因だったと振り返りました。そして、そのような絶望感の中、イエス・キリストに出会ったことで状況を克服し、自身の人生に根本的な変化をもたらしたと語りました。

また、ジョン・ベラバンス博士は家族再生の新しい取り組みである「家族ネットワークの拡大」(EFN)について紹介しました。EFNは3組の家族が集まって互いの生活や悩みを共有し、解決をめざすプログラムで、ベラバンス博士は同プログラムの中心的な理念である「相互繁栄」「相互依存」「普遍的な価値の共有」について説明しました。

セミナーではこのほか、地域ボランティアで顕著な貢献をしたリーダー4氏に対し、平和大使の任命状が授与されました。

※カフェ・ケア〜医療や介護、福祉などの専門的な人材と連携し、地域社会において「日常の相談ごと」を話し合う場