「創設者賞」に潘基文・前国連事務総長

 

鮮鶴平和賞委員会は10月5日、愛知県名古屋市で行われていた「ジャパン・サミット アンド リーダーシップカンファレンス(JSLC)2019 in 名古屋」の中で記者会見を行い、選考委員会の洪一植(ホン・イルシク)委員長(=写真上)は、第4回鮮鶴平和賞を西アフリカ・セネガル共和国のマッキー・サル大統領(59=写真下左端)とキリスト教ルーテル世界連盟のムニブ・ユナン元議長(70=同中央)に授与すると発表しました。

また、今回はUPF創設者である文鮮明総裁の生誕100周年を記念し「創設者賞」が設けられ、潘基文・国連前事務総長(76=写真上右端)が選ばれました。

マッキー・サル氏はアフリカでグッドガバナンスのモデルを示している指導者です。2012年にセネガルの大統領として当選して以来、長期独裁や汚職、腐敗が問題視されるアフリカ大陸で、自身の大統領任期を短縮し、透明性のある政策で経済復興を達成。周辺諸国に民主的な統治のモデルを示しています。

ムニブ・ユナン氏は、宗教間の対話と和解が人類の平和のための根幹であると信じ、全生涯を宗教和合に尽くした先駆者です。1950年にエルサレムでパレスチナ難民として生まれたユナン氏は1976年にルーテル派牧師に任命されて以来、40年以上中東地域でユダヤ教、キリスト教、イスラム教の和合を推進してきました。特に、2010年から17年までルーテル世界連盟議長を務め、異なった信仰を持つ宗教指導者との幅広いネットワークを構築。世界的な次元で宗教和合を先導しています。

潘氏は2006年、韓国人として初めての国連の事務総長となり、2期務めました。潘氏は気候変動の深刻さを全世界の人々に大きく印象づけ、2015年には「パリ協定」の締結を実現させました。また、国連加盟国が共同で推進していく持続可能な開発目標(SDGs=Sustainable Development Goals)を採択し、人類の繁栄のためのマスタープランを提示しながら、男女平等と子供の保健増進のためのグローバルな戦略遂行に手腕を発揮しました。

3氏の授賞式は、2020年2月に韓国・ソウルで行われる「ワールドサミット2020」の中で行われる予定です。

鮮鶴平和賞は、地球上に存在する多くの苦しみや葛藤を乗り越え、平和世界の実現に向けたビジョンを構築するために、韓鶴子総裁の提唱により創設されました。未来世代の平和と福祉に貢献してきた個人と団体を隔年で選定し、授与します。