第107回超宗教フォーラム

東京都新宿区の会場で11月16日、宗教者平和大使協議会主催の第107回超宗教フォーラムが開催され、神道、仏教、キリスト教を代表する宗教者や各分野の平和大使など約25人が集いました(=写真)。

最初に、UPF-Japanの荒瀬和紀事務次長が昨年から今年にかけて世界各地で開催されたUPF主催のサミット会議や国際指導者会議などを中心に、国際活動の様子を報告しました。

また荒瀬次長は、10月5日に「太平洋文明圏時代―東アジアの平和と日韓米連携の展望―」をテーマに行われた「Japan Summit and Leadership Conference 2019 in Nagoya(名古屋サミット)」について、国内外の現職・元職国会議員や専門家が多数参加し、日米韓の連携強化や冷え切った日韓関係の改善の重要性を共有する場になったと述べ、その成果を強調しました。

続いて、宗教者平和大使協議会の石丸志信顧問が、今年夏以降の「平和と開発のための宗教者協議会(IAPD)」の活動について報告しました。

石丸顧問は台湾、韓国におけるIAPDの活動を報告しながら、さまざまな信仰をもつ人々が宗教・宗派の壁を超えた交流を通じて平和構築と開発のための実践的な取り組みが行われていると述べました。

名古屋サミットに参加するために来日したカトリックのカルバン・フェリックス枢機卿は、サミット後の10月7日、IAPD-Japanの案内で京都市内の日本26聖人発祥の地を訪問。400年前に52人のキリシタンが処刑されたキリシタン殉教の地を訪ね、殉教者の魂を慰霊する祈りを捧げました。

石丸顧問はまた、10月31日から韓国で行われた韓国聖職者協議会(KCLC)の創設行事について報告しました。韓国をはじめ、米国、南アフリカ、ザンビアなどから約700人のキリスト教聖職者が集い、平和への思いを一つにして交流を深めた様子を報告しました。参加者は創設行事後に行われたフォーラムで「神の御旨とキリスト教の使命」をテーマにディスカッションを行ったほか、韓国と米国の牧師がDMZ(朝鮮半島の軍事境界線沿いに設けられた非武装地帯)を訪れ、共に半島の平和的統一を祈りました。

石丸顧問は、世界平和の実現に向け文総裁のビジョンと運動に導かれたこうした聖職者の国際的なネットワークが今後ますます重要になってくると強調するとともに、今後はこのネットワークを政治やメディアなど他の分野にも広げていくことが必要だと訴えました。

今回のKCLC創設を踏まえ、12月には米国で世界聖職者協議会(WCLC)の創設が予定されています。

その後、参加者は名古屋サミットにおける韓総裁の基調講演文を読みながら、UPFのビジョンを学んだほか、フォーラムの最後には平和大使の任命式が行われました。