広島で第38回超宗教平和フォーラムをオンライン開催

広島県平和大使協議会は5月25日、第38回超宗教平和フォーラムを開催しました。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、オンライン形式で行われたフォーラムには仏教僧侶、県議会議員、青年平和大使など約20人が参加しました。

フォーラムでは、平和大使の東和空師・圓満院門跡住職が「新型コロナウイルスについて考える」をテーマに講演しました。

東住職は、人心荒廃を戒めるように疫病や災害が襲うとの考えとともに、密教の教えに「疾病=行疫流行神(ぎょうやく るぎょうじん)」という言葉があることを紹介。すなわち、疫病は流行神(疫病をはやらせる神)の怒りから生まれた病であるゆえ、疫病退散ではなく、流行神の供養をする必要性を説く考えです。東住職は感染拡大の終息のためには行政や医学による対応に加え、宗教者による祈りが重要であると強調しました。

講演後に行われた懇親会では、県議会議員が「不自由な環境の中でも、互いに助け合い、思いやる場面を数多く目にした。改めて、人が本来持っている心の優しさをいたる所で強く感じることができた」と感想が述べたほか、参加者がそれぞれ立場から、コロナ禍の日常生活の中で感じていることを共有する有意義なひとときとなりました。