「Peace Road 2017 in Japan」実行委員会発足式

東京都内の会場で6月19日、「PEACE ROAD(ピースロード) 2017 in Japan」中央実行委員会発足式(主催:同準備委員会、後援:UPF-Japanなど)が開催され、政界、学界、宗教界など各界の有識者ら約40人が参加しました(=写真)。同プロジェクトは、日韓友好促進と朝鮮半島の平和統一、さらには世界平和の実現をアピールしながら自転車などで全国を縦断するプロジェクト。2013年、日韓の青年が声を上げて実現した企画「ピースバイク(PEACE BIKE)」が国内外で共感を呼び、2015年からはUPFなどの主催のもと、ピースロードとして世界的に拡大、発展しました。

日本での実質的出発となるこの日、日本に嫁いだ韓国人妻などで構成された「東京在日韓国婦人会合唱団」による祝歌が披露され、和やかな雰囲気で式が始まりました。

冒頭、主催者を代表して梶栗正義・UPF-Japan事務総長があいさつし、参加者に対し「(プロジェクトを通じ)平和のための汗と祈りを共有していただきたい」と訴えました。

昨年行われた「PEACE ROAD 2016」の様子を記録した映像が上映された後、今年度の実行委員長に選出された遠藤哲也・元日朝国交正常化交渉日本政府代表があいさつしました。遠藤氏は、テロや内戦の頻発など不確実性が高まる世界情勢の中で、若者が中心となって、何とかして世界と地域の平和を守っていきたいとの思いを込めて汗を流す同プロジェクトの意義を強調した上で、「世界の中で、まず日韓が先陣を切って成果を上げていきたい。江戸時代に来日して、日韓の文化交流に重要な役割を果たした朝鮮通信使のように、まさにこのプロジェクトを『21世紀の朝鮮通信使』のごとく盛り上げていきたい」と決意を述べました。

青年・若者が平和をつくり出すピースメーカーに

続いて、昨年参加した男女2人の青年ライダーが報告しました。男性ライダーは、「Peace Road」について、「さまざまな世代の参加による新しい出会いを通じて、自分自身の成長と地域の歴史文化や地元愛を再発見できる素晴らしい企画」と語り、「平和は待っていて訪れるものではなく、平和への強い思いを持ち、私自身がつくりだしていくもの。私がピースメーカーになっていこうという思いをもって走りました」と感想を述べました。

その後、事務局から今年度の実行計画が発表されました。今年は北海道・宗谷岬からバトンをつなぐリレー形式と、各地域で独自の日程とルートを設定して走る形式が同時に行われます。リレーは7月4日に宗谷岬を出発。8月上旬に東京、大阪、広島を経て、他の地域からのライダーと合流して、8月11日に山口県下関でゴールする予定。その後、ライダーの代表が韓国にわたり、韓国国内でリレーが行われ、最終的に朝鮮半島の北緯38度線付近にある非武装地帯(DMZ)での平和イベントに参加する予定です。

平和の思いを折り鶴に託す「千羽鶴プロジェクト」

また、今回のプロジェクトでは、リレーの中継点で参加者らに平和への祈りを込めた鶴を折ってもらい、ライダーがリレーします。折り鶴の一部は、日本からの平和の祈りとして韓国・DMZに届けられることになっています。

最後に、青年ライダーによって「ライダー宣誓」が高らかに呼び上げられ、参加した役員らがシンボル旗にサインして日本のプロジェクトがスタートしました。