「熊本県の使命と未来・2020フォーラム」

熊本市内の会場で10月24日、熊本県平和大使協議会などの共催による「熊本県の使命と未来・2020フォーラム」が開催され、県議会議員、市議会議員、大学教授など約130人が参加しました(=写真上)。

熊本県では、全国に先駆けて「くまもと家庭教育支援条例」を施行しましたが、熊本県平和大使協議会でも同条例をサポートする形で「人づくり、家庭づくり、国づくり国民運動」を展開しています。今回のフォーラムでは、熊本県が行ってきた取り組みを振り返りつつ、同協議会が進める国民運動のさらなる進展を目的に実施しました。

第1部のフォーラムでは、家族療法を研究する専門家を講師に迎え、深刻化する家庭崩壊問題について、どのように対するべきかについて学びました(=写真下)。テーマは「家庭と地域の絆を考える~家族療法による家族力・地域力再生への提言~」。家族療法は家族の一人ひとりが抱える問題の原因を家族内の関係性に求め、家族の全成員を当事者として扱う手法。子・親・祖父母の3世代にわたる親子関係や夫婦関係を含んだ問題としてとらえるところに特徴であり、家族同席で行われる家族カウンセリングを強調しています。

講師は、家族問題を解決するためのポイントは「夫婦関係」にあると指摘した上で、親世代の夫婦関係が子供世代に影響を与える大きさを強調し、家族療法を通じて多世代の夫婦・親子関係を一体的に解決することが重要であると語りました。

第2部では、第1部の講演を受け、県議、教育委員会、大学教授などがパネリストとして登壇し、それぞれの立場から「くまもと家庭支援条例」について、コメントをしました。

閉会後、参加者からは「熊本県が推進する家庭教育支援条例に沿い、政界・教育界・学界など、各分野で活発に取り組みが行われている報告を拝聴し、とても刺激を受けた。今後の議員活動につなげていきたいと思った」(県議会議員)、「志を同じくする議員が多数参加していることに驚いた。コロナ禍にあって、最も見直しが必要とされる家族のあり方について、相互に語り合うことができ、とても有意義だった」(市議会議員)などの声が聞かれました。