「生きていていい」「ここにいていい」
無条件の親の愛や交流が大切

 東京都内の会場で4月16日、第27回人格教育フォーラム(共催:UPF・平和大使協議会、圓一出版)が開催され、小・中・高の教師、大学教授、区議会議員、NGO関係者、大学生など、計60人が参加しました。

 テーマは「子供たちの自尊感情を育む」。講師の大学教授は、カウンセラーとして多くの子供たちと接してきた経験から、自信をなくしている子供たちが増えていると警鐘を鳴らしました。

 これまで教育現場では、褒めたり、成功体験を積ませることで子供たちの自尊感情(社会的自尊感情)を高めようとしてきましたが、それでは常に頑張り続けなければならず、一度挫折すると自信を失ってしまい、うまくいきませんでした。

 それに対して講師は、社会的自尊感情の根本にある、「生きていていい、自分はここにいていい」と思える、絶対的で無条件の感情(基本的自尊感情)が大切であると語りました。

 そして、そうした基本的自尊感情を育てるためには、生まれた時に温かい手で受け止めてくれる無条件の親の愛、そして母と子が一緒にタンポポを見て「きれいだね」と感情の交流をするような、親子、兄弟、友達同士の共有体験を積み重ねていくことだと強調しました。

 講演の後、参加者から多くの質問が出され、子供たちの自尊感情を育てていく実践事例を共有しました。