米国ワシントンDCで「青年宗教奉仕団」プログラム

5月22〜27日、米国ワシントンDCで「青年宗教奉仕団」(RYS)が行われ、18人の青年・学生が参加しました。RYSは、異なる宗教的背景を持つ青年たちが一緒に社会奉仕活動を行ったり、平和構築に果たす宗教の役割についての学びや対話などを通じて、互いの信仰や文化について理解を深めることを目的としたプロジェクトで、1986年から始まりました。現在はUPFが主導し、世界各地で行われています。

ワシントンDCでは5年目となる今回のRYSでは、主に「諸宗教理解のための学習」「国会議事堂訪問」「奉仕活動」のプログラムが企画されました。参加したメンバーは、2日間をかけてキリスト教、ユダヤ教、イスラムの3つの宗教施設の訪問。各宗教の教義について学んだ上で、その宗教儀式を実際に体験しました。米国国会議事堂やシンクタンクの訪問では、政府高官や専門家などのブリーフィングを受け、国内外の宗教政策の現状や課題について理解を深めました。

一行は最後のプログラムとして、近郊のボルティモア州にあるトウモロコシ農園に移動し、奉仕活動に汗を流しました。収穫されるトウモロコシは地域の教会や住民に寄付されるそうです。

5日間の活動後、参加した青年たちは「すべての宗教は、より大きな善のために生きるという共通認識を持っていることが分かった。他の宗教のことを深く理解し、尊重することの重要性を実感した」と感想を述べていました。

各宗教のリーダーらが教義や平和についての価値観をレクチャーした(写真上、左上から時計回りにユダヤ教、キリスト教、仏教、イスラム教のリーダー)
「宗教と外交 国際センター」の創設者で、名誉会長を務めるダグラス・ジョンストン博士を訪ねる。博士は、国際政治や外交における宗教の影響を分析し、紛争、和平調停、民主化、テロにおいて、宗教や宗教活動がどのような貢献をなし得るかを示して世界的に話題を呼んだ、『宗教と国家』(原題 Religion The Missing Dimension of Statecraft)の著者の1人として知られている