ウィーンで「UPF国際指導者会議2018」を開催

UPFヨーロッパ、UPF中東などが主催する「国際指導者会議(ILC)2018」が、4月28日から29日にかけてオーストリアの首都ウィーンで開催されました。「共生と共栄に向けて:宗教指導者と国会議員の役割」をテーマに行われた同会議には、日本から梶栗正義UPF-Japan会長をはじめとする代表団10人をはじめヨーロッパ、中東、北アフリカ地域の45カ国から国会議員、宗教指導者、学者、女性指導者、青年指導者ら約120人が参加しました。

また、期間中には、ヨーロッパおよび中東の「超宗教平和開発協会」(IAPD)創設されました。

UPFのビジョンと活動について紹介するセッションでは、主催者を代表して大塚克己UPFヨーロッパ・中東会長が挨拶した後、欧州連合(EU)の「宗教および信仰の自由担当特使」を務めるヤン・フィジェル氏がビデオ・メッセージを送り、ILCへの期待を述べました。

「平和を創る者としての宗教指導者と国会議員」をテーマとするセッションでは、ヨーロッパ科学芸術アカデミーの「世界の宗教」クラス学部長を務めるエルマール・クーン博士が講演し、「一部の学者たちによる諸宗教の類似点や相違点を議論している時代は終わった。20世紀で、その議論はすべて尽くされた。我々は次のステップに進まなければならない」「IAPDが平和と開発のために具体的な仕事をしようと思えば、宗教指導者、学者、政治家を連結させ、共に働くようにしなければならない。UPFの活動はこれらすべての分野の人々とつながりを持ち、さらに国連の取り組みとも密接な関係を築いており、非常に効果的だ。国連には宗教を専門に扱う事務局がないので、我々がその仕事をしなければならない」と述べました。

このほか、会議は2日間にわたり、「包括的で平和で繁栄した社会を築く上での宗教の役割と妥当性」「価値観教育と健全な家庭」「中東平和イニシアチブ」などをテーマに熱心な議論が行われました。

29日午前に行われた、ヨーロッパおよび中東のIAPD創設セレモニーでは、駐オーストリア韓国大使館のシム・ドンイク大使の挨拶に続き、ヨーロッパ科学芸術アカデミー会長のフェリックス・ウンガー博士ほか4人が祝辞を述べました。

その後、各宗教・宗派の代表が登壇し、各々の伝統・形式に則った祈祷とともに「平和のセレモニー」が行われました(=写真下)。

まず、12人の若者がロウソクと、世界の宗教と文化を象徴して世界から集められた水をもって登壇し、壇上の12人の宗教者に手渡しました。宗教者は各自が受け取った水を一つの器に注ぎ、ロウソクに点火しました。日本からは仏教を代表し、酒生文弥・浄土真宗本願寺派真照寺住職が水を注ぎました。

ロウソクの灯は天を象徴し、水は地を象徴していると言われ、天地が一体となってIAPDが出発する象徴的なセレモニーとなりました。最後に、エルマール・クーン博士がIAPD創設宣言文を読み上げた後、参加者全員が同宣言文にサインしました。

また、同会議の参加者は29日に市内のコンベンションセンター「ヴィエナ・シュターレ」で1万人を集めて行われた「Peace Starts with Me(平和は私とともに始まる)」フェスティバルに招待され、韓鶴子UPF総裁の基調講演に耳を傾けました。