国連関係者ら600人が集う

米国ニューヨークで5月25日、「アフリカ・デー」を記念する行事(主催:アフリカ連合=AU、後援:UPFなど)開催され、アフリカをはじめとする国連代表部、国連職員など約600人が参加しました。テーマは「腐敗に対する戦いに勝利しよう:アフリカ変革への持続可能な道」。

国連は、アフリカ連合(AU)の前身であるアフリカ統一機構(OAU)が誕生した1963年5月25日にちなみ、5月25日をアフリカ・デーと定めました。現在、AUには54カ国が加盟しており、武力紛争や気候変動、貧困などの問題解決のため、協力して取り組みを行っています。

記念行事では、最初に今年度のAU総会議長国であるルワンダのバレンティン・ルグワビザ国連大使が挨拶し、「過去20年にわたって、アフリカは貧困軽減、賃金不平等の緩和、教育の機会や社会サービスの拡大など進展が見られるが、さらに力強く発展を飛躍させる必要がある」と語り、継続した開発の必要性を訴えました。

また、ミロスラフ・ライチャーク第72回国連総会議長(スロバキア共和国外務・欧州問題大臣=下の写真中央)は、「私たちはアフリカから学ぶことが多くある。紛争予防は国連で取り組むべき優先課題であるが、AUはこれに対し、迅速に対応している。また、『アジェンダ2063』(※)を通して、AUは開発のための明確なビジョンを定めているが、それは持続可能な開発目標(SDGs)を果たすために重要な役割を果たしている」と述べ、AUの活動に対して高く評価しました。

そのほかにもビエンス・ガワナス国連アフリカ特別顧問やUPFインターナショナルからはタジ・ハマド副会長などがスピーチしました。

最後に、参加者はアフリカの伝統音楽やダンスを鑑賞したり、アフリカ国連大使夫人グループによって振舞われた伝統料理に舌鼓を打つなど、アフリカ文化を満喫しました。

※「アジェンダ2063」:アフリカ連合(AU)の前身であるOAU(アフリカ統一機構:1963年設立)設立50年に際し策定が決定された、今後50年を見据えたアフリカの統合と開発に関する大綱。2015年1月のAU総会で採択された。貧困削減、教育改革、イノベーションの推進、経済改革、農業の近代化等幅広い分野における取り組みが規定されている。