「PEACE ROAD 2018 in Japan」今年も全国を縦断!

UPF-Japanなどが後援する「PEACE ROAD(ピースロード) 2018 in Japan」中央実行委員会発足式が6月25日、東京都内の会場で開催されました(=写真上)。同プロジェクトは日韓友好促進と朝鮮半島の平和統一、さらに世界平和の実現をアピールしながら自転車などで全国を縦断する企画です。発足式には政界、学界、宗教界など各界の有識者ら約40人が参加し、今年2月に韓国ソウルで始まった世界的なピースロード運動の日本での実質的なスタートを切る日となりました。

式の冒頭、日本人男性と結婚して日本で暮らす韓国人婦人で構成される「在日韓国婦人会」が、日韓友好を願って歌を披露しました。「日韓両国の架け橋」を体現する同会の歌声は、同プロジェクトの出発に花を添えました(=写真下)。

実行委員長を務める梶栗正義UPF-Japan会長は歓迎の辞で、日本から始まったピースロード運動が世界規模で展開していることを説明。国連NGOであるUPFが推進している「国際ハイウェイ構想」とピースロード運動の理念が同じであることを挙げ、「この運動が平和の祭典として大きく盛り上がり、平和への祈りを日本や朝鮮半島のみならず世界中に届けたい」と述べました。

昨年行われた「PEACE ROAD 2017」の様子をまとめた映像を上映した後、今年度の共同実行委員長に選出された大野功統・元防衛庁長官があいさつをしました。大野氏は、交通手段の発達によって世界が小さくなる一方、未だ国家間の争いが絶えない現状を指摘した上で、「人間の力が世界中の人々の距離を縮める。ピースロードによってより良い人間関係を築いていこう」と訴えました。

続いて、これまでにピースロード運動に参加した男女2人の青年ライダーが報告しました。男性ライダーは、都内を自転車で走りながら宗教施設を訪問し、イスラム教のラビや神社の宮司とともに平和のための祈りを捧げた体験について紹介。「教義や信仰が違っていても、世界平和を願う思いは世界共通。平和は難しいことではないのだと希望を持つことができた」と語りました。また、「ピースロードは世界中の人々の平和への願いを束ねてその機運を高める貴重な活動」と述べた上で、多くの若者たちに参加を呼びかけました。女性ライダーは、ピースロードが具体的で若者が参加しやすい運動であることを挙げ、宗教施設の訪問や多種多様な文化を持つ人々と交流する中で、「お互いの価値観に対する関心や理解を深めることができ、これが平和への第一歩になると実感した」と感想を述べました。

その後、徳野英治・平和大使協議会共同会長が激励の言葉を述べました。徳野会長は、UPFの創設者である文鮮明総裁が提唱した世界平和のためのアプローチとして、①真の愛に基づく世界平和思想による共通の価値観の提示と共有②One Family under Godの理念に基づく国際結婚③国際ハイウェイ構想の実現による人的交流と技術の平準化――の3つを紹介。日韓友好と朝鮮半島の平和統一を目指すピースロードプロジェクトの今後の発展に期待を寄せました。

発足式に参加した委員からは、「北朝鮮の若者に参加を呼びかけ、平和を願いながら一緒に自転車で走る道を模索してはどうか」「1つの体験によって人生観が変わる。多くの若者に参加してほしい」などの提言や所感がありました。

最後に、青年ライダーによって「ライダー宣誓」が高らかに読み上げられ、参加した委員らが縦走旗にサインして日本のプロジェクトがスタートしました(=写真下)。

同プロジェクトは、2014年の夏に日韓の青年が声を上げて実現した「ピースバイク(PEACE BIKE)」が国内外の共感を呼び、ピースロードとして世界的に拡大、発展している企画です。日本では、今年も北海道の宗谷岬を出発し約3週間かけて、自転車で全国を縦走。宗谷岬で行われる出発式には韓国人ライダーも参加し、そのまま北海道内を日本人ライダーと駆け抜けます。韓国にリレーされてからは、日本人ライダーが韓国にわたり、韓国ライダーとともに北緯38度線付近にある非武装地帯(DMZ)を目指します。そのほか、日本各地では日韓交流イベントが行われる予定です。