~ブラジルでUPF主催「中南米サミット2018」~

ブラジル・サンパウロで8月2〜5日、UPF主催の「中南米サミット」が開催され、40カ国から約400人が参加しました。テーマは「中南米における平和と開発:共生、共栄、共義」。UPF-Japan からは梶栗正義会長か率いる政界・学界・宗教界から平和大使が約20人参加しました(=写真上)。

2日夕方の開会晩餐会で、UPFインターナショナルのトーマス・ウォルシュ議長が参加者を歓迎し、今年1月にアフリカ・セネガルで開催されたアフリカ・サミットを皮切りに、オーストリアや今回のブラジルなど世界の至る所で国際的な会議を主催していることを紹介し、来年2月に韓国ソウルで開催される世界サミット2019がその集大成になると語りました。

◇韓総裁が基調講演

3日午前、開会全体総会が行われ、冒頭フリオ・サンギネッティ元ウルグアイ大統領が挨拶し、UPFは2005年の創設以来、中南米が抱える諸問題を解決するために精力的に活動していることを紹介しました。

その後、UPF創設者である韓鶴子総裁が登壇し、基調講演を行いました。韓総裁は地球環境の保全のための運動、そして世界が貧富の格差をなくし、共栄共存するために国際ハイウェイ構想を推進するよう呼びかけました。

◇IAPPセッション:バルバドスの前下院議長が同国の取り組みを報告

午後には、「中南米IAPP(世界平和国会議員連合)アセンブリ」、「UPFの活動分野と関連団体」をテーマとする2つのセッションが行われました。IAPPのセッションでは、バルバドスのマイケル・キャリントン前下院議長が講演。キャリントン氏は多文化・多宗教国家である同国がその違いから様々な衝突や暴動が頻発し、その影響から若者の非行や失業率が増加し、不法薬物乱用が、深刻な社会問題となっていることを説明した上で、こうした状況に対する相互認識を深め、協力し解決していくために努力することによって、事態を好転させることができると語りました。

◇IAPDセッション:愛と平和に根ざした宗教者の連携を確認

4日午前、中南米IAPD(超宗教平和開発協会)創設セッションが行われたカトリック、プロテスタント、イスラム教などの宗教指導者が平和に対する声明を発した後、順に手にしたグラスに入った水を大きな容器に注ぐセレモニーを行いました。それは、各指導者が手にした水は恒久的な愛、生命、平和を象徴し、川の支流から1つとなって大海に流れていくことを表しています。

元メキシコ超宗教議会副会長のアグリコル・ロザノ・ゴメス氏(モルモン教徒)は声明の中で、「倫理の革命」「愛情を持って他者のための奉仕」が大切だと語りました。

セッションの最後に、宗教者が一致団結して、「One Family under God(神の下の一家族)」というビジョンの下、共栄、共生、共義を享受できる平和世界実現のために尽力すると謳われたIAPD中南米の創設宣言文が読み上げられた後、宣言文が書かれたボードに参加者全員がサインし、承認されました(=写真下)。