国連「国際平和デー」記念 第100回超宗教フォーラム

東京都新宿区の会場で10月11日、宗教者平和大使協議会主催の超宗教フォーラムが開催され、神道、仏教、キリスト教を代表する宗教者や各分野の平和大使など約60人が集いました(=写真上)。

国連が定める「国際平和デー」(毎年9月21日)の記念イベントとして行われた本フォーラムは、2004年にスタートしてからちょうど100回めの開催となり、意義深いものとなりました。参加者らは節目を祝うと共に、世界平和と宗教の役割について同フォーラムが積み上げてきた成果を国連にアピールする良き場となりました。

フォーラムは2部構成で行われ、第1部は国際平和デーと第100回フォーラムを祝う記念式典、第2部は宗教者平和大使が日頃の活動を報告するとともに、今後の活動について話し合う場となりました。

第1部の冒頭、宗教者平和大使協議会の石丸志信顧問が第100回を迎えた今日までの歩みに対し、宗教者平和大使をはじめ関係者に謝意を述べました。続いて、記念のフォーラムを開催するにあたり、宗教者を代表してプロテスタントの牧師が同フォーラムの節目を祝い、今後の発展を祈る祈祷を捧げました。

フォーラムの立ち上げから関わってきた同協議会の前田外治前顧問が、第1回から今日までの歩みを写真とともに振り返り、宗教者が立場を超えて対話、交流を行ってきたその積み上げが、平和構築への宗教の役割をアピールし、実践する絶好の場となったことを強調し、関係者に感謝の言葉を述べました。

その後、UPF-Japanの梶栗正義会長が記念メッセージを述べました(=写真下)。

梶栗会長は、宗教がその字のごとく根本、根源を教えるものであるという点から、さまざまな宗教がもつ伝統や形式といったいわば「個性」に対し、敬意を持ってこれを尊重しなければならないと前置きした上で、「根本すなわち神様や真理を求めるという一点においては、その違いを超えて対話と連携を深めるという不断の努力が求められているのではないか」と述べました。また、昨今の自国中心、民族中心の主張が幅を利かせる国際社会の趨勢について、「個を無視したグローバリズムに対する人々の違和感」と分析。「求められているのは、個を尊重しつつ、なお和解と調和を求める真の『インターナショナリズム』である」と強調しました。そして、そうした時代にあって、根本を求める宗教本来の目的に人々を正しく導く宗教指導者の役割が期待されていると述べました。

また第2部では、韓鶴子UPF総裁の主導する超宗教指導者会議と超宗教平和開発協会(IAPD)をめぐる動向や、世界平和の実効的機関としてUPFが掲げる「平和国連」構想の実現に向けて、石丸顧問が超宗教活動の今後の推進について語りました。

参加者らは最後に、UPFの創設者である文鮮明総裁のメッセージ「父母国連を中心とした平和世界の創建」(2009年1月30日)を輪読しながら、世界平和構築のための超宗教運動のビジョンを学びました。