世界平和と人類の発展に貢献した個人や団体を表彰する鮮鶴平和賞委員会(洪一植委員長)は22日(現地時間)、南アフリカ共和国ケープタウン国際コンベンションセンターで、2019年の「第3回鮮鶴平和賞」をワリス・ディリー(Waris Dirie)氏とアキンウミ・アヨデジ・アデシナ(Akinwumi Ayodeji Adesina)博士に授与すると発表しました。

人権活動家でスーパーモデルでもあるディリー氏(=写真左)は、女性器切除(FGM)への世界の認識を高めたことで広く称賛されています。自身も5歳でFGMを施されました。彼女はその経験を世界に伝え、1997年にFGM撤廃を目指す国連特別大使に任命されました。国連は2012年、FGM行為禁止決議を全会一致で採択し、2030年までにFGMを絶滅する目標を設定しています。

アデシナ博士(=写真右)は農業経済学者として、30年以上にわたり農業イノベーションを通じてコメの生産と小規模農民の融資利用の拡大、農業部門への民間投資誘致、肥料業界の腐敗要素の一掃を推進。農業政策確立の先駆者としてアフリカの食糧安全保障に多大な貢献をしました。

博士は現在、アフリカ開発銀行(AfDB)グループ総裁として、アフリカ全体の多数の人々の生活向上を目指す「ハイ・ファイブズ(The High 5s)」を推進しています。

鮮鶴平和賞委員会の洪一植委員長は「鮮鶴平和賞は文鮮明・韓鶴子総裁の『人類一家族』のビジョンに基づいて設置され、2019年の鮮鶴平和賞はアフリカの人権と人間開発に特に注目している」と述べた上で、「2人の受賞者は、世界で最も脆弱なアフリカのために、人権の価値を高め、生活の質を向上させるための輝かしい功績を立てた」と選定の背景を明らかにしました。

鮮鶴平和賞の授賞式は来年2月に韓国・ソウルで行われる予定です。