平和大使協議会の会員向けオピニオン情報誌『世界思想』2024年1月号を発行しました。
新年第1号の特集は、「高まるグローバルサウスの存在感とG7」。グローバル化が進んだ現在、ウクライナ情勢や中東における軍事衝突などをめぐって国際社会の分断が深まる中、「グローバルサウス」と呼ばれる新興国の存在が政治経済の両面で高まっています。
こうした国々は、西側諸国とそれに対立する中国・ロシア、どちらにもくみしないスタンスを示しています。西側諸国と中露はいずれも台頭著しいグローバルサウスを陣営に引き込もうと働きかけを強めており、日本もその1つです。
特集では、グローバルサウスへの重心の移動が世界を主導する価値観の変動、つまり文明史的な大転換でもあるとの視点に立ち、この問題を考えます。
この機会にぜひ入会をご検討ください。
<目次>
●年頭所感 UPF-Japan議長 梶栗正義
●救国救世大会基調講演(梶栗正義UPF-Japan議長)
「指導者なき世界」における日本の役割
●特集
高まるグローバルサウスの存在感とG7
●情報スキャン
国内:自称「トランス女性」が女性浴場侵入事件の波紋
国際:北朝鮮とロシア 危険な急接近
●今月の1テーマ 「霊性の啓発」進める一年に
●連載インタビュー 宗教社会学者マッシモ・イントロヴィニエ氏に聞く 第2回
「反カルト」の声に乗じて新法制定に動く日本
●特別インタビュー 新刊『潜入 旧統一教会』の著者 ノンフィクションライター 窪田順生氏に聞く
憎悪を煽って家庭連合信者を「非国民扱い」 マスコミはなぜ偏向してしまうのか
●UPF創設者のメッセージ
●談論風発2023 「結婚適齢期」について考える
●Japan Future Forum 2023 共に考えよう、日本と私たちの未来